こんにちは、在宅勤務で仕事をして4年が経ったこもりです!
新型コロナウィルスの影響で働き方の選択肢の一つとして定着してきた在宅勤務
会社に行きたくない、自分のリズムで仕事がしたい、と在宅勤務を考える人は多いのではないかと思います
このページでは在宅勤務についての本音を4年間完全在宅勤務を続けてきた会社員の立場から書いています
在宅勤務に興味がある方、今後在宅勤務のある会社への就職を検討している方に、判断材料の一つとして提供できたらと思います
目次
- オフィス勤務と在宅勤務の違い
- 在宅勤務のメリット
- 在宅勤務のデメリット
- 最後に
オフィス勤務と在宅勤務の違い
オフィス勤務と在宅勤務の違いを簡単に説明すれば、業務を行う場所がオフィスか自宅かという勤務形態の違いです
私は2年間オフィス勤務を経験した後、コロナ禍に突入後4年間在宅勤務を続けています
まずはその経験から、特に大きく感じた違いを簡単に2つ紹介します
- 通勤の有無
- 人間関係
通勤の有無
やはり通勤の有無は何より大きな違いです
特に通勤時間が有るのと無いのとでは気分から大きく違ってきます
通勤時にオン・オフを切り替える人、
通勤時間を煩わしく感じる人、
自分はどのようなタイプなのかを知った上で、合った方を選ぶのがおすすめです
私がオフィスに出社していた時は移動に片道2時間、往復4時間を要していました
出社をしていた頃はそんな移動時間に電車の中で睡眠時間を確保していたように思います
しかし在宅勤務になった途端、この4時間という通勤時間がまるまる無くなったのです
その分布団の中でしっかり睡眠を取れるようになり、通勤ラッシュの満員電車に巻き込まれることも無くなりました
更に朝早く起きることが苦痛だった夜型の私にとって、自分に合った生活リズムの中で仕事ができることでストレスの軽減にも繋がったと思います
人間関係
オフィス勤務をしていると、人と話す機会は多少なりともあるものです
同じ空間に誰かがいるとそれだけで会話というありふれた行為の難易度を低くしていると感じます
在宅勤務になると、誰かと話すだけでいくつかのステップを踏まなければなりません
雑談をする為だけに通話をすることは無く、リモートの会議が設定されていない限り同じ会社の人の声すら聞くことが無いのです
私は何をするにも一人でいる方が楽だと思っている人間です
在宅勤務になり、面倒な人間関係を気にすることも無いのだと最初は思っていました
けれどふと気付いた時、他人との会話がお店の店員さんとのやり取りのみとなっていて、流石に危機感を覚え始めました
独り身で、友達との繋がりもほとんど無く、何かあったときに頼れる人もいない
そんな自分がこのままでいいのか…?と
人間関係の違いも、どちらが良いのかはご自身と相談するのが一番ですが、あまりにも気薄になりすぎる場合は一旦考え直してみてはいかがでしょうか
在宅勤務のメリット
ここでは私が実際に感じた在宅勤務のメリットを3つ紹介します
- 服装を気にしなくていい
- 自分のペースで仕事ができる
- 他のことをやりながら仕事ができる
服装を気にしなくていい
在宅勤務は服装を気にする必要がありません
どんな服を着ていても誰の目にも入らないのだから当然です
リモート会議で映るから上着くらい最低限は、と思う方もいるでしょうが、見られたくなければ画面に映さなければいいのです
カメラの向きに注意すれば首から下は映りません
実際私は今でも一日中部屋着です
バストアップでカメラに映る必要があるなど、必要性を感じた場合に用意するくらいでいいと思います
自分のペースで仕事ができる
これは成果主義の面が強いと感じます
請け負った仕事が期日までに終わるという判断ができるのであれば、そのペースを自分でコントロールすることができるでしょう
私はどんなに好きなことであっても、常に自分の100%の力で仕事をすることが良いことだとは思いません
体調であったり、メンタルであったり、必ずどこかが崩れるものだと思っているからです
自分のペースで仕事ができるというのは、何事も長く続けていくことにも繋がるのではないでしょうか
他のことをやりながら仕事ができる
在宅勤務は家にいる状態なので、家事、育児、介護などもやりながら仕事をすることができます
お子さんの急な体調不良への対応や、家族の看病などで離席する連絡は毎日見ます
私自身は特に趣味で家庭菜園をしているので、庭に出て植物に水をやることができるのがありがたいと思っています
これらはオフィス勤務ではできないことです
ただ、趣味とは違い家事、育児、介護などは仕事と並行して行うには重いタスクです。
自分ができる範囲を超えないよう注意してください
在宅勤務のデメリット
ここでは私が実際に感じた在宅勤務のデメリットを3つ紹介します
- 運動不足になりがち
- いくらでも仕事ができてしまう
- ミスコミュニケーションが起こりがち
運動不足になりがち
オフィス勤務と違って通勤が無いということは、それだけ歩く時間も減っている状態にあります
それどころか生活のほぼ全てが家の中で済んでしまうので、1日に歩いた歩数は大体が3桁止まりです
私はラジオ体操やストレッチを日課としていますが、それでも身体は衰えていくようで、家の階段で1年間に3回転び、一度は酷い捻挫を経験しました
明らかな運動不足です。まだ二十代なのに…
なのでやはり、適度な運動は大事なことだと思います
長く在宅勤務をしていくのであれば、最低限、歩いて足腰を鍛えることをおすすめします
いくらでも仕事ができてしまう
自宅に業務用のパソコンがあると、いつでもそれを触れる状態にあります
例え職場で勤務時間外は触らないようにと言われたとしても、期日までに終わりそうもない急ぎの仕事を抱えていた場合、どうでしょう?
「この仕事、期日この日だけど大丈夫?」などと声をかけられてしまった場合、どうでしょう?
時間はたっぷりあるのです
それこそ、24時間
業務用のパソコンが手元にあるのだから、いくらでも仕事ができてしまうのです
個人的にこれが一番の大問題でした
私は普段、仕事とプライベートをパッキリと分けるタイプです
ですが誰かに迷惑をかけるとなると話は別で、使える時間を全て使って仕事をしてしまう時期があったのです
その結果、ストレスで体調を崩し、持病の悪化で人生初の入院にまで発展しました
人間、限界を越えると思わぬ事態に陥ってしまいます
気付いた時には遅かった、なんてことは珍しいことではないのだと思います
この在宅勤務は、自分の限界値を曖昧にしてしまうのが怖いところだと実感しました
ご自身の限界は常に意識しておくことを強く推奨します
ミスコミュニケーションが起こりがち
在宅勤務を続けていると「なんでだよ!」と、つい口をついて出てしまうことがよくあります
聞いていたことと違う、
そんなこと言ったかなと言われる、
情報が正しく伝わっていない、
特定の人物が離席していると仕事が進まなくなることがある、
あちこちから仕事が舞い込んで手に負えなくなることがある、
こちらのスキルを理解してもらえていないせいでそもそもできない仕事が来ることがある、
などなど、結構頻繁に起きます
チャットやリモート会議などを駆使していても、このミスコミュニケーションは無くすことはできないでしょう
オンラインの限界を感じるところです
最後に
在宅勤務は、コロナ禍から広く取り入れられるようになりました
自粛が解除された今では、働き方の選択肢の一つになっています
ですが、大きなメリット、大きなデメリット、共にもちろんあります
個人の生活や環境、性格によっても、向き不向きが分かれるものだと思います
私は4年間在宅勤務を続けてきましたが、あと1年で辞めるという決断をしました
自分の性格的には合っていたけれど、身体が付いていけない状態になったからです
これから在宅勤務で仕事をしていきたいと思う方には、まずはご自身のことをよく知った上で検討していただけたらと思います
コメント